ひがし茶屋街の一角にあるあぶらとり紙専門店。
箔を美しく打ち上げるには、箔打ち紙と言われる和紙が重要な役割を果たします。箔を挟む和紙の品質によって箔の仕上がりが決まる、と言われるほど大切なものです。
この箔打ち紙は、しばらく使うと役割を終えます。何度も強い力で打ち付けられた和紙は極めて滑らかになり、肌に着けると程よく皮脂を吸着することから、「あぶらとり紙」として芸妓たちの間で好まれてきました。箔一は、このあぶらとり紙を現代のライフスタイルに合わせて改良し、金箔打ち紙製法あぶらとり紙として発売を開始。これが大ヒットし、金沢の金箔業界全体の活性化にもつながりました。
うつくしやは、あぶらとり紙の物語を大切に受け継ぎたいと、ひがし茶屋街で運営する専門店です。
芸妓が好んだあぶらとり紙
使い古した箔打ち紙を化粧紙として使うのは、芸妓などの間では知られた文化でした。箔一は、これを現代風にアレンジ。安価でかつ清潔なあぶらとり紙として商品化に成功し、大ヒットに導きました。
あぶらとり紙の専門店
あぶらとり紙の専門店として、様々なタイプのものを揃えています。芸妓の文化が残るひがし茶屋街で、箔打ち紙の文化に触れることができるお店です。
風情ある建物も魅力
茶屋街の風情を今に伝える建物も魅力です。散策の合間にもぜひお立ち寄りください。
美肌に導く多彩な商品も
あぶらとり紙だけでなく、ミラーや手染めの手ぬぐいなど、あぶらとり紙と一緒に使って美肌に導く多彩な商品も取り揃えています。